皆さんこんにちは!底辺プログラマーのヤスです!
今回は
【絶対やるべき】20代から始める資産運用
といった内容で記事を書こうと思います。
なんでこんな事を記事にしたかというと、単純に投資しない方はどんどん貧乏になっていくからです。逆に投資を行っていた方たちは資産を拡大していきました。
まずはその仕組みを知って貰い、老後資金として2000万円をどのように捻出するのかについて記載していきます。
もし、20代にして資産総額が2000万円を超えているような方は読む必要のない記事ですm(_ _)m
一般的な学生さん、社会人1年目~5年目くらいの方で年収250万円~年収400万円くらいの方が対象となります。
Contents
なぜ20代から始めるのか
まずはこの疑問からお答えします。
それは【複利の力】を最大限に使うことができるからです。
今回20代としましたが、バイトを始めて給与を貰える歳になったら始めても良いですし、親からもらうお小遣いの一部を投資に回すとかでも始めることはできます。
つまり、資金を運用する時間を増やせば増やすほどお金持ちになることができます。
資産運用を始めるのは早ければ早いほど良いです。
以下で詳しく説明しますね\(^o^)/
資金力不足は時間が解決してくれる
投資において、資金が多くあるに越したことはありません。
しかし、資金の差は時間を使うことで埋めることができます。
まずは簡単にシミュレーションしてみましょう。
以下のグラフは毎月1万円を利回り3%にて30年間運用した場合のシミュレーションです。
30年間、毎月1万円を積み立てると元本は360万円となります。
しかし、最終的な積み立て金額は582.7万円となっていることに気がつきましたか?
30年という時を費やせば、360万円を582.7万円まで増幅させることができるのです。
ちなみに毎月1万円と運用利回り3%は控えめな数字です。
ただ、毎月1万円でもこれだけの資産を増やすことができるんだよ?
って事を知ってもらいたかったのでこの数字を設定しました。
もう一つ気がついて欲しい所は年々運用収益が右肩上がりに増えていることです。
積み立てを行っているのだから右肩上がりになるのは当たり前じゃん!?
と思われる方もいるかもしれませんが、少しだけ違います。
これには【複利の力】が働いています。
福利の力
複利とは
運用で得た利益を元本に上乗せして運用を継続していくことで、年々利益が増大していく仕組みのことです。
元本に対してのみ運用を継続する場合は単利となります。
ちょっとよくわからない。。という方は以下の図を参考にしてもらえればと思います。
元本100万円を単利で運用した場合と複利で運用した場合の結果をグラフにしました。
グラフに記載し忘れましたが、利回り5%で運用した場合のグラフです。
- 単利の場合
単利で運用した場合は最初に設定した元本100万円を利回り5%で運用するので毎年5万円が収益となり、運用期間は10年間なので5万×10年で50万円が運用収益となります。
- 複利の場合
複利の場合は毎年の運用収益を元本に上乗せして運用するのでスタートの元本は同じ100万円ですが、1年後には105万円、2年後には110.2万円、3年後には115.7万円といった感じで運用する資金が年々増えていきます。
(元本+運用収益)*利回り
という計算となりますので、年々運用収益の伸びるスピードが上がっていきます。
さらに運用収益を単利と複利で比較したグラフを見てください。
- 運用収益の比較
複利で運用したほうが10年後には12万円程多く運用収益が上がっています。
このグラフでは10年としましたのでそこまで差を感じない方もいると思うので、実際に20歳の方が60歳までひたすら運用した場合、どの程度の差が出るかグラフにします。
どうでしょうか。単利だと200万円ですが、複利だと600万円となります。
実に3倍の差がでてきます。
これで【複利の力】の凄さをわかってもらえたかと思います。
老後2000万円問題の解決策
令和元年6月3日に発表された「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書」から波紋を呼んだこの報告書から、とりあえず資産運用の目標金額を2000万円と設定しましょう。
この2000万円をどのように捻出するかについては既に政府が回答を提示しています。
NISAとiDecoです。
この2つの制度を使って積み立てを行えば現実的に2000万円を達成することができます。
積み立てNISAとiDeCoをやっておけば最低限の資産運用は出来そう。
フリーランスプログラマーとかだと経費を使うことあんまり無いのでiDeCoに月89000円突っ込んで、全額所得控除したら節税と資産形成出来てお得✨
老後資金貯めようとするなら預金より投資した方が良い😅
— Yasu@Programmer (@biz_yasu) January 26, 2021
NISAをつかう
NISAには積み立てNISAやジュニアNISAと種類がありますが、ここでは積み立てNISAについて書いていきます。細かい部分は金融庁のサイトで説明が行われているのでそちらを参考にしてください。どのNISAを選択したとしても証券口座を開設する必要がありますのでご注意ください。
積み立てNISAとは、月33333円・年間40万円を上限とし、投資信託へ投資することで運用していく制度の事を言います。
積み立てNISAの場合は20年間の非課税期間がありますので、その期間内はどれだけ収益を上げたとしても税金がかかることはありません。
また、購入できる投資信託は比較的安定した運用が行われている商品がほとんどです。
なのでどれを選択しても構いませんが、個人的にはS&P500インデックスファンドか全世界株式インデックスファンドを選んでおけばいいかなと思いますが、長期保有することになりますので自分で納得した商品を購入することをおすすめします。
以下、積み立てNISAを使って利回り5%で運用した場合のシミュレーション結果です。
最終積み立て金額は13,700,985円となり、目標金額の2000万円に対して6,299,015円足りない計算となります。
積み立てNISAで運用した場合の利益は非課税となっているので最終積み立て金額をそのまま受け取れる事になります。NISAを使用しないで株や投資信託で利益を上げた場合は、その利益に対して20.315%の税金がかけられてしまいます。なのでNISAを使わない手はありません。
ちなみに全世界株式インデックスファンドや、S&P500インデックスファンドは利回り10%を超えていますが、それが今後も続くとは限りませんので利回り5%という数字で計算を進めていきます。
10%超えを今後20年間続けていった場合は積み立てNISAだけで2000万円を達成できるでしょうが、過度な楽観は禁物です。
積み立てNISAを使って足りない金額はiDeCoを使って捻出しましょう。
iDeCoをつかう
iDeCoとは自分で積み立てて60歳以降に受け取ることができる年金制度のことです。
詳しい内容については厚生労働省のサイトを確認してみてください。
iDeCoに関しても投資信託に投資して運用していくことになりますので証券口座を開設する必要が出てきます。
最近では三菱UFJ銀行がiDeCoを扱っていたりするので必ずしも証券口座の開設が必要ないかもしれませんが、投資に関する知識は今後必要不可欠になると思いますのでご自分の口座を開設することをオススメします。
毎月1万円を積み立てし、利回り5%で40年間運用した場合のシミュレーションです。
今回は新生銀行の積み立てシミュレーションを使用します。
iDeCoは受け取り方が様々ありますが、一時金として受け取りを行う場合は退職金所得控除の範囲内であれば税金はかかりません。退職金所得控除一覧表を確認してみてください。
40年加入していた場合は2200万円まで控除対象となりますので上記のシミュレーションの最終金額をそのまま取得できる事になります。
iDeCoに関しては積立を行った金額が所得控除される制度もありますので、実際の金額以上の効果があることが期待できます。
ただ、唯一のデメリットは60歳にならないと受け取ることができないという点ですが、積立金額を1万円として計算していますのでそこまで大きく家計の負担にはならず60歳まで受け取れないデメリットを最小限に抑えられているかなと思います。
積み立てNISA+iDeCo
シミュレーション結果から
- 積み立てNISA:13,700,985円
- iDeCo:14,890,000円
合計28,590,985円となり、目標金額を達成していることが分かると思います。
まとめ
今回の記事は老後資金として2000万円を目標に積み立てNISAやiDeCoを使った資産形成について書きました。
表にまとめておきます。
制度 | 金額(月) | 期間 | 利回り | 最終収益 |
積み立てNISA | 33,333円 | 20年 | 5% | 13,700,985円 |
iDeCo | 10,000円 | 40年 | 5% | 14,890,000円 |
合計 | 28,590,985円 |
あくまでこれはシミュレーションとしての数値ですので、実際の最終金額とは差異が生じる可能性があります。
ただ、かなり現実的な数値で計算した結果ですので参考にしてみてください。
今後も資産運用や投資に関する記事を作成していきますので
今後ともヨロシクオネガイシマスm(_ _)m