底辺プログラマーBlog
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フリーランス

フリーランスになる際にやるべき手続き

皆さんこんにちは!底辺プログラマーのヤスです!

今回はフリーランスになる際にやっておくべき手続きについて記事にしたいと思います。

先に忠告しておくと、

個人で事業を行う場合

従業員を雇って行う場合とで

申請する書類の数が変わってきます。

今回は個人で事業を行う場合について解説していきます。

従業員を雇って事業を開始したい方は申し訳ないのですが、
他の方のブログを読むことをオススメします。

開業届

正式名称は【個人事業の開業・廃業等届出書】といいます。

この書類の書き方に関しては調べれば大量に情報が出てくると思いますので、
ここで詳しく説明はいたしません。

今回は少し特殊なケースについて解説していきます。

私は神奈川県でフリーランスエンジニアとして開業を行うため、

神奈川県が用意している

個人事業開業・休業・廃業届出書

を記載する必要がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンクを叩いてもらえば申請書のダウンロードページが表示されます。

ページ下部の個人事業開業・休業・廃業届出書.xlsをダウンロードしてください。

東京都とかの開業届はPDF形式なのに神奈川県はExcelファイルです。
しかもExcel2003以前のファイル形式です。

流石に変更をお願いしたいところです。。。

Excelファイルを開くとシートが4枚あることに気がつくと思います。

中身は殆ど同じなんですが、一応

  • 税務署提出用
  • 県税事務所提出用
  • 市町村提出用
  • 控用

といった4種類のバリエーションがあります。

どれをどこに提出すればいいのかは現状ではわからないので、
全てのシートを記入して印刷して税務署に持っていきましょう。

受付の人に聞けばわかると思いますので。

記入すべき項目は以下のとおりです。

  1. 提出日を記入
  2. 事業を運営する所在地にある税務署を記入
  3. 納税地の住所・電話番号を記入
  4. 納税地と同じ場合は『同上』を記入
  5. 納税地と同じ場合は『同上』を記入
  6. 屋号を付ける場合は記入
  7. 氏名を記入
  8. 生年月日を記入
  9. 個人番号を記入
  10. 事業の種類を記入
  11. 開業年月日を記入
  12. 開業の場合の青色申請年月日を記入
  13. 休業・廃業の場合の青色・白色区分を記入
  14. 設備の概要を記入
  15. 開・廃業による家屋の利用状況を記入
  16. 賃貸先又は譲渡・譲受先の住所を記入
  17. 賃貸先又は譲渡・譲受先の氏名を記入
  18. 賃貸借の場合、月額家賃を記入
  19. 賃貸借の場合、権利金を記入
  20. 賃貸借の場合、保証金・敷金を記入

記入する項目が多いですが、きちんと記入を行いましょう。

どう記入していいかわからない場合は税務署に電話してみるか、
空欄にしておいて提出の際に確認する等の方法をとってください。

忘れないでほしいのは同じような書類が後3枚残っていることです。

心を強く持って1枚ずつ記入していきましょう。。。

タイトル部分にある【開業】に丸をつけることも忘れずに!

青色申告申請書

つづいて青色申告申請書です。

この書類に関してはフォーマットは統一されているようなので
開業届のときのような特殊な事はありません。

開業届を提出するタイミングで一緒に提出してしまいましょう。

  1. 所轄の税務署を記入
  2. 提出日を記入
  3. 納税地を記入
  4. ③以外の住所地・事業所等を記入
  5. 氏名・生年月日を記入
  6. 職業を記入
  7. 屋号を記入
  8. 青色申告の適用を開始したい年号を記入
  9. 他の事業所がある場合は記入
  10. 所得の種類を記入
  11. 過去に青色申告の取り消し、取りやめをしたかどうかを記入
  12. 開業日を記入
  13. 相続による事業承継の有無を記入
  14. 簿記方式を記入
  15. 備付帳簿名を記入

⑭に関しては65万円の控除を狙うのであれば【複式簿記】を選択してください。

⑮についても最低限【総勘定元帳】【仕訳帳】を選択しましょう。

社会保険任意継続

所属している会社を退職すると社会保険から国民健康保険に切り替える必要が出てきます。

しかし、会社を退職してから2年間は社会保険を継続するという特殊な方法があります。

自分の住んでいる都道府県や市区町村によって違うので、
よく調べてから任意継続を行うか、
国民健康保険に切り替えるかを吟味しましょう。

任意継続被保険者資格取得申出書はこちらになります。

記載の方法についても同じページのリンクから行けるようになっています。

国民年金の手続き

退職時に忘れがちな手続きの一つがこの国民年金の切替です。

今までは会社が年金の手続きを行っていましたが、
フリーランスになった場合は自分で切り替えを行わなくてはなりません。

退職後14日以内に手続きを行ってください。

確定申告の準備

開業届けを提出した際に、同時に青色申告申請書を提出した場合は確定申告の書類を準備する必要があります。

最低でも毎月の事業で使用したお金の領収書は取っておきましょう。

事業用の口座も作成しておき、いざという時は税理士に丸投げできるようにしておきましょう。

私は自分で帳簿を作成するのは諦めて早々に税理士に丸投げする大勢を整えています。。。

税理士に依頼下としても年間で15万円程度しかかかりませんし、
節税についての助言ももらえるので依頼したほうがお得だと思います。

帳簿の作成は思ったより大変なので、
そこに時間を使うなら事業の方に力を入れましょう。

なお、確定申告ギリギリに税理士に依頼する場合
受けてくれる事務所がかなり限られてしまうので
確定申告できなかったということがないように早めにプロにお願いしましょう。

まとめ

今回はフリーランスになる際にやっておくべき手続きについて記事にしました。

フリーランスになるのは今回が始めてなので他にもやるべきことがあるかもしれません。

気づいた時にこの記事を更新していこうと思います。

確かに会社に所属している時より大変ですし、
信用もかなり下がってしまいますが、
報酬金額は倍以上になります。

雇用されている時は使えなかった経費精算もできるようになります。

プログラマがフリーランスになるのは案外簡単なので
現状に不満がある方はとりあえずなってみることをオススメします。

全然仕事が入ってこなかった場合は、おとなしく派遣会社などに所属しましょう。

多少の経験年数があればすぐに採用されますので、
生活に困ってしまった場合はそうしてください。

今回の記事は以上となります。最後まで読んで頂きありがとうございます。