最近のWeb検索はSEO対策によって汚染されている | 底辺プログラマーヤスの雑記ブログ

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皆さんこんにちは。底辺プログラマーのヤスです。

本日はタイトルに記載した通り『Web検索がSEO対策によって汚染されている』というテーマで記事を書こうと思います。

皆さんも感じていませんか？

例えば私は仕事上プログラムの調査の時によく検索を行うのですが、例えば
『Python　Web　スクレイピング』と検索したしましょう。

そうすると登場するのは

クローリング、スクレイピングとは
スクレイピングの歴史

とかが検索上位にヒットします。

初心者に徹底解析なんてサイトは表示されてほしくないんですよね。
スクレイピングの説明なんか今更される必要もありません。
こういう状態がここ何年かでかなり進行してることに違和感を感じている人もいるでしょう。

仮名として『SEOバースト』と名付けます。（AIMバーストとは一切関係ありません）

SEOバーストとは

あくまでこれは私が勝手につけた名前なので覚えなくていいです。
辞書にも載っていない造語なので。

つまり、検索ワードに応じてGoogleが有用な情報であると判断したコンテンツをランキング形式で順番に表示していくのがGoogle検索エンジンの手法です。

SEOとはGoogleの検索エンジンのアルゴリズムを逆手に取り、必要な処置を行うと、検索結果の上位に表示されるようになるというものです。

一時期このSEO対策について流行った時期がありました。
SEO対策のセミナーが行われていたこともあります。

彼らはSEO対策によって何を手に入れることができたのか？

それは検索エンジンによるランキングの上昇です。

ランキングが上位になれば、別に内容がどんなものだろうと検索結果のトップに表示されることになります。

SEO対策を行い、大量のコンテンツを持っているブログがトップに表示されるわけですね。

SEOバーストの弊害

これはGoogle検索を利用している方にはすぐにわかると思いますが、
『検索を行った後に表示されたページ内を検索しなくてはならない』

という事が起きてしまいます。

検索ワードを増やして再検索を行っても同じです。
関連性のあるワードはSEO対策で検知されるように作られているので
無駄に中身が多く、かつ自分の求めていない情報が手元に来ます。

10年前くらいに流行った情報商材の販売ページとかは典型的ですね。

例えば『痩せる方法』を検索した場合

これを飲んだら痩せました　とか
水だけを飲めば痩せる
イチゴを食べれば痩せる

とかこういう検索結果になります。

ページに入ってみると、根拠のない数字がかかれていたり、
「痩せた人もBefore,Afterの画像」等が用意されていたりします。
ちなみにデメリットに関しての記載がないのが特徴です。

これらの情報から真実の情報を選択するのは非常に困難です。

どのページにも必ず成功者のレビューが記載されています。
そんなレビュー信じるくらいならAmazonのレビューを信用しますよ！

実際この手の類の商品はAmazonのレビューはかなり低いです。
どのページもデメリットが記載されていないので、
ネットの知識があまりない人は信じてしまうかもしれません。

もうGoogle検索は当てにならない

以上の事から、Googleさんが何か解決策を出さない限りGoogle検索は有用性の低いサービスになりつつあります。

そこで私が押していきたいのは『SNS』ツールです。

SNSと言えばLINEやTwitter、Facebook、Instagramが有名でしょうか。
Google検索で必要な情報が見つからない場合はこれらを駆使して情報を集めるのが主流になってくるでしょう。

情報の同時性が高く、個人の印象や感想がストレートに書かれるというのも利点です。

例えば有名な観光地に行った際、観光名所のページを探すより、Instagramで検索したほうが、きれいな場所が発見できたり、悪い評価をだしている場所には近づかないという事ができます。

実は電車の遅延情報も公式発表を見るよりもTwitterを見るほうがはるかに速いことをご存知でしょうか。Twitterの普及に伴い、ユーザーが直感的にツイートする傾向が強くなったため、『〇〇線で人身事故、会社にまにあわねー』というツイートを見つけることができ、それを見たあなたは別の路線に切り替えるという手段を即座に取ることができます。